エイジングケアに効果的な酵素について

酵素は、ダイエットに効果があるといわれていますが、それ以外にもエイジングケアに効果が期待できます。この物質は、身体に存在している潜在的なものと食べ物から取り入れる食物性のものの2種類に分類されます。さらに、潜在的なものは、食べ物の消化や吸収に必要な消化酵素と免疫力を高めて病気を予防したり糖代謝や脂肪代謝、タンパク質代謝に関係している代謝酵素の2種類に分けられています。

 

その他にも人の身体には約3000種類の酵素が存在しているといわれており、身体の中で起こる生体反応の仲立ちをしており、生きていく上でとても大切な存在です。しかし、体内で生産される量は年齢とともに減少していきそれに伴って老化現象が加速していきます。その結果、脂肪の燃焼やお肌のターンオーバー、抗酸化作用のはたらきが年齢と共に低下していくといわれています。

 

このように、エイジングケアに効果的な酵素を効率よく体内に取り入れるためには、生野菜や果物、海藻類や豆類、そして発酵食品を摂取することが大切です。具体的には、生野菜の場合、すりおろすことで効果が倍増します。大根おろしに含まれている辛い成分は肥満に関係する活性酸素を無害にする働きをしますが、空気に触れてしまうと減少してしまう性質がありますので作り置きをしないことが重要です。酵素を使用した発酵化粧品はエイジングケアに大変優れた効果が期待できるとされています。

 

特に、年齢が重なるにつれて気になる乾燥に効果的で、酵素の力で美容成分が分解されてお肌への浸透率も高まります。また、お肌の水分量を高めるコラーゲン組織の生成との繋がりもあり、お肌の老化防止が期待されています。このように、酵素はダイエット効果だけではなく、美容や健康に効果が期待できる物質で人間にとっては欠かすことができない大切なものです。また、生野菜や果物などの食品に含まれており化粧品にもエイジングケアの目的で使用されています。

Comments are closed.